寝ててやぐらが建つブログ

こんにちわ。絹川悦逢（えつほ）です。

仏教に詳しい方ならご存じでしょうが…
福井県に大本山永平寺（曹洞宗）がありまして、
ここに3泊4日で体験修行というのがありました。
（コロナ前）

私は2019年に体験してきました。

もともと実家が曹洞宗で
子供の頃から木魚を叩いてお経を読んでいる
ような子供であったので、
仏教は身近なものでした。

しかし、2018年に会社の経営が
思うように回らなくなり、
2019年には大好きな叔母が亡くなったり…

心に空いた穴を埋めることが
どうにもできずにいたのだと思います。

3泊4日、スマホとも離れ、禅を繰り返す日々。
食事は質素ですが、貧素ではありません。

朝は4時前に起床。夜は9時には消灯です。
お風呂も10分～15分程度で大忙し。
髪は濡れたままで部屋へ戻ります(^^;

自由ではないけれど、不思議と心は
余計なことなど考える暇もないので、
満たされていました。

同じ体験修行の方々は
友達ではないけれど、同志といいましょうか…
一緒に常に前を見て共に過ごす人たち。
不思議な関係です。

3日目のお風呂のときに
皆で大きなお風呂で自然と輪になって
（20代～60代がいます）
ほんの少しの時間ですが会話を楽しみました。

その時間はすごく幸せを感じました。
お互いに上下関係とか、年齢とか
何のしがらみもない、名前もよく知らない。
そのうえ何も持っていない裸(;^_^A

何もないことの強さ？
子供の頃に戻ったような感覚でした。
つづきはまた次回…

読んでいただきありがとうございました！
では、では。😉