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大本山永平寺での茶話会

永平寺山門の四天王像がお寺を守ってます。
北方多聞天王と 東方持国天王

こんにちわ。絹川悦逢(えつほ)です。

永平寺でのお話の続編です。
私が忘れられないお話をシェアしたいな、
と思います。

「一生懸命生きる」とは?…と聞かれたら
皆さんは何と答えますか?
永平寺での僧侶の答えは
「考える暇もない」でした。

お坊さんってみんな同じ格好で同じ頭ですよね。
みんな同じだと逆に個性が出る、ということでした。
枠があるから表現できる。
枠がないのは「型なし」と。

「私が、私が・・・」とばかり思ってしまうと
苦しくてしょうがない。

人間は苦しいものを見たくない。
自分を仏様に預けて見る。
(我を抜いた目で見るということでしょうか)

感謝しろと言ってするものではなく、
自然と感じ取れるようになる。

また、ものごとはうまくいかなくて当たり前、
半分は相手次第でもある。
もしうまくいったら、自分だけの力ではない、
というお話も。

いろんなお話を聞いたのですが、
その時も今も、素直に入ってくるもの、来ないものが
あります。

身勝手なこの自分の心を、どう扱うか。

もう少し、この暴れん坊の心と
うまく付き合えたら
穏やかな大人になれるのになぁ(;’∀’)

ということで、
今回も読んでいただきありがとうございました。
では、また。

こちらは 南方増長天王と 西方広目天王

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