17 Feb 2022
こんにちわ。絹川悦逢(えつほ)です。
では、前回の修行体験①の続きです!
ここからは僧侶の茶話会のときの
お言葉です。
『禅』とは…
「ただただ、座ればよい。
自分で拾おうとしない、勝手に降ってくる。
禅とは私。本物の自己。」
うーん…むつかしい…(;^_^A
「人間はなぜ生まれてきたのか、
その意味を考えてしまう心。」
⇒答えが出ない⇒苦しい⇒苦しみを消すのが仏教
…と、哲学的なことを聞いた後は
20名ほどいた参加者皆さんの心の悩みなどを
ひとりづつ聞いてくださいました。
母を亡くした悲しみからずっと立ち上がれない人、
仕事を辞めてから何も手につかなくなった人などなど…
一緒に修行している時は皆さんそんなことは
みじんも口に出さなかったのに、
一旦悩みを話し始めると、止まらないのです(T_T)
忘れられないのは、
「それまで心の中をいっぱい、
占めていたものがなくなったら、
穴が開いてしまうのは当然のこと。
でもその穴、空間を
無理に要らないもので埋めようとしないでください」
というお言葉です。
自然と埋まってくる、のだと
仰いました。
さて、3泊4日の期間、
曹洞宗の開祖である道元さまは
修行中厳しい存在に感じました。
なのに、帰り道に何だか暖かいものを感じて
意味もなく涙が出てきました(T_T)
…安心?見守られている、という安堵感です。
コロナ禍において永平寺の修行体験は
かなり小規模になっているようですが、
とても良い体験だったので、
できればもう一度参加したいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
では、また😉

汁がたっぷりすぎ💦でもおいしかったー