19 Sep 2022
こんにちわ。絹川悦逢(えつほ)です。
さて、今日はコーチングから
思い出したお話です。
コーチングを知ってすぐに
『ラベリング』という言葉を学びました。
人間はみな、人やものごとを見るときに
「色めがね」をかけてその人を見ています。
「〇〇さんってこういう人」というもので、
それぞれに付箋を貼り付けるように
ラベルを貼っている、ということです。
自分に対しても。
…で、ここからは
10年くらい前のことなのですが…
思い出話をひとつ。
Kさんという社員が年上Nさんという社員に
意地悪な態度が続いていました。
KさんはNさんに対して、
「仕事に時間のかかる人、反応力が悪い人」という
ラベリングをしていたのです。
ところが…ある時、途中から
Nさんはそこから逸脱した行動、
(反応力が良くなり、能動的に動く)
というような行動を取り始めました。
…そしたら、どうなったと思いますか?
まず、自分のラベリングの通りでなくなったので、
Kさんの中でパニックが起きました( ゚Д゚)
「おいおい、勝手なことをやるなよ!」と
今まで以上に
怒りのパワーをぶつけ始めました(`´)
しかし、Nさんは良くなろうと努力していたわけで…
その後、
KさんとNさんのラベリングの貼り換え合戦が
続きました。もう毎日です(;^_^A
この2人がどうなるのか…
私は、時折仲裁しながらも、
ちょっと興味を持って遠目に
様子見をしていました。
だって、
いじめられているNさんは
自分のラベルを貼り換えようと自分自身を
見つめています。
そしていじめているKさんは、
自分でなくNさんばかりを見ているように
感じたからです。
なので文句が止まりません(;’∀’)
どこかでKさんは、
Nさんの努力を認め、
Nさんへのラベルを貼りかえて
穏やかな関係になるのか?
それとも、Nさんが
Kさんのいじめや勢いに負けてしまい、
自分自身のラベルを貼りかえてしまうことを
諦めてしまうのか…
…と、長くなりましたので
つづきはまたそのうち。
私自身としましては、改めて
『人のことはどうでもいい、
まず自分、自分の足元を正そう』
と反省したのでした。
ではでは、また。